ポストエディット(PE)サービス

スケジュールやニーズに合わせたサービスを提供します。

ポストエディット(PE)とは?

機械翻訳(MT)やAI翻訳の出力結果を、人間が確認し、手直しする作業のことです。英語ではPost-editingと言います。どの程度の手直しをすべきかは、文書の種類、利用シーン、時間的・費用的な制約によって異なるため、各社が様々なポストエディットサービスを様々な名称で提供しています。

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ポストエディットの基本

なぜポストエディットが必要なの?

精度が飛躍的に向上したと言われる機械翻訳(MT)やAI翻訳ですが、残念ながら、大きな間違い(誤訳)や訳抜けが発生することも少なくありません。それらのミスを発見し、手直しするのがポストエディットの目的です。文書の使用目的にもよりますが、手直しをすることなく、出力結果をそのまま使うことは大きなリスクを伴います。

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ポストエディットを使うメリット・デメリット

メリット

作業時間の短縮が可能

通常の翻訳では、人間が原稿を読み、理解し、それを対象言語に置き換えるという作業をひとつひとつ丁寧に行うため、どうしても時間がかかります。一方で、機械翻訳(MT)やAI翻訳を使うと、一瞬にして翻訳結果を得ることができます。誤訳や訳抜けのリスクはありますが、いちから人間が翻訳するよりも、機械翻訳(MT)やAI翻訳の出力結果を修正することで作業時間を短縮することができます。

デメリット

手直しの範囲を計画する必要がある

機械翻訳(MT)やAI翻訳は、文脈を読んだり、背景情報を推測したりすることが苦手です。文書内で一貫した用語や文体が使われなかったり、文章同士のつながりがぎこちなくなることもあります。主語や代名詞を取り違えることもあります。こういった欠点を理解して、何をどこまで手直しするかを計画して進めることが重要です。

ポストエディットが向いている文書は?

一般的には、ポストエディットは内部で利用する非公式の文書に向いていると言われます。読者が限定される上、多少の情報が抜け落ちたり、用語や表現に揺れが生じても、それを補うだけの背景情報を読者が持ち合わせているからです。同じ文書であっても、用途によってポストエディットの向き不向きが変わってくる点に注意が必要です。また、専門知識を有する翻訳者がポストエディットを担当することで、一般的には不向きとされているような申請書類であってもポストエディットが可能な場合もあります。

当社ポストエディットの特徴

  • 1 用途に応じて作業者や作業範囲を変更することができます。
  • 2 専門知識を持った翻訳者を作業者に指名することができます。
  • 3 翻訳支援ツール(メモリや用語集)を併用した工程を組むことができます。

※横にスクロールしてご覧ください。

チェック項目 ライトエディットの例 フルエディットの例
仕上り品質 概要が把握できる程度 人手翻訳に近い
数字・単位・日付・誤記
指定用語
誤訳・訳抜け
固有名詞・専門用語
語順・読みやすさ・係り受け
文体・表記
作業者 ポストエディター 専門分野の翻訳者
納期・コストの目安 通常翻訳の50~60%削減 通常翻訳の20~30%削減

*上記は代表例です。ご要望に応じて仕様を変更することができます。

作業イメージ

原文
The Paris Agreement is a historic agreement with its objectives of maintaining the global average temperature rise well below 2℃ from the pre-industrial (around 1850) level.
  • 機械翻訳(MT)
    パリ合意は、工業化前水準から2℃を大きく下回る世界平均気温の上昇を維持することを目的とした歴史的合意である。
  • ライトエディット例
    パリ合意は、産業革命前(1850年頃)の水準から2℃を大きく下回る世界平均気温の上昇を維持することを目的とした歴史的合意である。
  • フルエディット例
    パリ協定は、世界の平均気温の上昇を産業革命前(1850年頃)の水準から2℃を十分に下回る形で維持することを目的とした歴史的合意である。

活用事例のご紹介

事例 1

  • お客様のイメージ
  • お客様:国内メーカー
    シーン:2週間にわたる海外からの視察受入れ対応
    ご要望:粗くても良いので早いサイクルで(遅くとも翌日には)翻訳文を入手したい
    (1) 当日発生した議事録・資料の翻訳(日本語 約8,000文字)
    (2) 視察中に保留にした質問に対する回答の翻訳(日本語 約2,000文字)

通常の翻訳であれば…

翻訳 3~4日校正 1日合計 4~5日
翻訳を数名で分担しても最短で2~3日はかかってしまう。

通常の翻訳イメージ

通常の翻訳イメージ

翻訳支援ツールとポストエディットを併用すると…

・午前中に受領した資料につき、機械翻訳(MT)の出力結果を1~2時間以内に仮納品
↓(ポストエディット前の訳文を、午後にはお手元資料として最低限活用できる)
・並行してポストエディット作業をし、翌日の午前中に修正後の訳文を本納品

ポストエディットを併用した場合のイメージ

ポストエディットを併用した場合のイメージ

事例 2

  • お客様のイメージ
  • お客様:製薬メーカー
    シーン:試験実施計画書3本(計55,000ワード)の英日翻訳
    ご要望:自社のテンプレートと用語集を活かして短納期かつ低価格で翻訳したいが、品質は妥協したくない。文書間で類似箇所も多い。

通常の翻訳であれば…

翻訳 25日DTP 3日校正 7日合計 35日

通常の翻訳イメージ

通常の翻訳イメージ

翻訳支援ツールとポストエディットを併用すると…

前処理 2日ツール翻訳/ポストエディット 16日DTP 3日=合計 21日
・テンプレートのメモリ化や前処理に1~2日を要するものの、メモリの効果を最大限に活かすことができるため、ポストエディット単体のときよりも時間短縮が可能で、かつ品質も安定しやすい。

ポストエディットを併用した場合のイメージ

ポストエディットを併用した場合のイメージ

Q&A

Q1

自社で機械翻訳(MT)を持っていませんが、ポストエディットをお願いすることは可能でしょうか。

A1

はい、可能です。様々な機械翻訳エンジンの中から最適なものを選択してポストエディットをさせて頂きます。
機械翻訳(MT)に掛けるための費用は弊社で負担いたします。

Q2

ポストエディットの結果をイメージできず不安です。
サンプル原稿で試しに無料でポストエディットをして頂くことは可能でしょうか。

A2

はい、可能です。少量であれば、無料でポストエディットのサンプルを提供させて頂きます。

Q3

ISOに準拠したポストエディットサービスを提供して頂くことは可能ですか?

A3

はい、可能です。弊社はISO国内委員会にも参加しており、詳細を把握しております。
ISO 18587準拠の必要がある場合はご相談ください。

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